【思考】施工管理を失敗したくない。施工管理は「なぜ?」が分からないと失敗する。

施工管理

施工管理をしていると職人さんに計画の変更を言われる時がありますよね?

この足場はもう少し高くしてくれとかここの収まりはこうしてくれとか色々その職人がやりやすいように提案をされます。

 

職人がやりやすければいいやとOKを出してしまうと実は面倒くさい事になってたり、後でやり直す事になったりする時があります。

 

なぜこんな事が起きるのでしょうか

それは「なぜ?」を理解していないから判断力が甘いのです。

 

この記事はこんな人におすすめ
・なぜか工事がやり直しや手間ばかりかかる人
・なんで今この工事をやっているか分からない人
・自分以外の人がなんとかするだろうと思っている人
この記事で伝えたいこと
なぜ?を理解しないと何をすればいいか判断がつかない

理由も分からず施工管理してないか

工事を進めるに当たり、何をするにしても理由があります。

 

土工さんが穴を掘ってたり、鳶さんがワイヤーを張ってたり一見して意味が分からないですが職人さんは遊びに来ているわけではないし、現場監督の誰かが意味を持って指示しています。

 

上司にこの指示を職人に出して来いと言われ、職人さんに指示したら「なぜこれをするのか?」と言われた経験はありませんか。

上司に言われたからと答えたくなりますが、その答えは「何のためにやるのかよく分かってないけどやってくれ」と大変失礼な指示を出しています。

 

職人さんはおそらく年上の方が多いでしょうから「分からない」という言葉はあなた自身が軽く見られる行動なのです

逆に若くてもしっかりとした指示や理由の説明が出来れば職人もきちんとした作業をします。

 

誰であれ理由が分からないのに仕事をしたくありません。

それでも仕事をするのはあなたが元請という立場で元請から下請にお金を払う立場だからです。

 

もし、これが元請と下請という関係でなければ口も聞いてもらえないでしょう。

そのくらい物事を進めるのには「理由」が必要であり「なぜ?」を理解しておく必要があります。

 

私は15年以上現場監督をやっています。

最初は施工管理の方法が全然わかりませんでしたが、経験が増えるにつれ理解できるようになってきました。

 

色々施工方法などを学びましたが一番大事な事は「なぜ?何のために?」を知ることが一番仕事が進むことを実感しています。

 

 

なぜ?が分からない人の施工管理方法

なんで同僚(上司)が起こっているか分からずに困った顔をしているアスペルガー症候群の男性会社員のイラストです。

なぜ?が分からないとどうなるのか。私が見てきた人で共通点があります。
・誰かに言われたからその指示を出しましたと言う
・どうしたいの?と聞くと答えられない
・流されやすい

このような人が世の中にたくさんいます。

 

あの人が言ったからこの人が言ったからと右往左往しては結局何がしたいのか、どうすればできるのかがあいまいです。

このような人は現場を職人任せになっており資材が乱雑におかれていたり、危険箇所を放っておいたりと現場監督としてはレベルが低いです。

 

・理由が分からない
・理由を知ろうとしない
・理由が分からないから動こうとしない
この欲張り3点セットが非常にやっかいです。

知識が足りないということではなく、何のためにを理解しようとしないことに問題があるのです。

 

 

なぜ?が分からない人への対処法

指示棒を持った会社員のイラスト(男性)

 

工事を行うに当たり現場監督は指示をして作業してもらうのが仕事です。自分で手を動かして作業をするのは現場監督の仕事ではありません。

誰に指示をするかで伝え方がだいぶ違います。

 

 

職人が工事の理由を理解してない場合

職人が作業内容の理由が分からない時は次の工事を教えるようにしましょう。

 

次の工程は鉄筋工だからきちんと片付けること、来週に現場の検査があるから配筋を終わるようにすること、このように自分が工程を守らないと次工程に影響が出ますと言うととても分かりやすいです。

 

職人は自分の仕事が次の業者に影響するのを嫌います。

仕事の出来ない会社とか作業員の質が悪いんだと言われるのを嫌います。

 

現場監督に厳しい職人も職人同士は仲が良いのです。

仲が悪いと自分の仕事に関わった時に協力してもらえなかったりするから実は打算的な仲の良さなのです。全員が打算的ではありませんし、純粋に良い人などはいます。

 

いずれにしろ約束した工程や物事が守れなかった場合は現場監督に矛先は向きます。

守ると言ったのは業者なのにと思いますが現場監督はぐっとこらえて悪いところがあったらすいませんと謝り、改善できることがあったら提案するのです。

 

もし、職人が理由も分からず作業をしていたら次の工事内容を説明することで前向きに作業をしてくれます。

 

 

現場監督が工事の理由を理解してない場合

現場監督は工事内容、理由を理解して工事を進めるのが当たり前ですができない人がいます。

 

教える、理解してもらうという労力は実は大変で口頭で説明だけでは理解できないことが多いです。

理解してない人に教えるというのはものすごく大変なことなのです。

 

子供ならまだしも社会人でその理解力ですか?という人がいますのがあなたと何かしら仕事の関係があるので無視できません。

 

このような時にどうすればよいか3つのパターンに分けてみました。

・これからの付き合いが長い人
・一時的に工事が絡んでいる人
・応援の人

なぜこの3つに分けたかというと工事期間内に自分にとってプラスになるかどうかの判断です。

 

 

これからの付き合いが長い人

同じ会社だったり、長い工事期間を一緒にやったりともしかしたら家族より長い時間を共にするかもしれません。

そのような人にはギブアンドテイクを超えた親切心を見せるのが大事です

 

例えば付き合いが長くなるけど仕事があまり上手くない人がいたとします。

現場監督は自分の仕事だけでも大変な上に人に構っている余裕はありませんがその中でも頑張って仕事があまり上手くない人に教える必要があります。

 

仕事が上手くない人は新人かやる事が分からない人が多いです。

どちらにしよレベルアップをしてもらう事で自分の仕事を頼むことが出来ます。

 

しかしながら仕事を頼むことで自分でやった方が効率的で簡単という事実もあります。

 

気持ちは分かります。自分がやればもっと上手く出来るのにと私もよく考えますが我慢して家庭教師のように教えるのです。

そうすれば将来、自分の仕事を手伝ってくれる、会社で仕事を任せられる、建設現場で現場を引っ張っていけるようになります。

 

人を育てるのにはその人の素質や気概が必要ですので、誰でもどんどん仕事を覚えるわけではありません。

むしろ一度言った、やったくらいでは覚えない人の方が多い気がします。

そのようなことでもめげずに教えていきましょう。

 

 

戦時中の偉い人で山本 五十六という人がいます。

 

彼が言った名言があります。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。

話し合い、耳を傾け、承認し、
任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、
信頼せねば、人は実らず。

 

何が言いたいかというと見本を見せる。やらせてみる。よくできたとほめる。この3つです。

 

言われればそうだなとしみじみ感じますが実際やるとなるとすごく大変です。

特に感謝の部分は仕事だから当たり前という気持ちが頭をよぎります。

 

その気持ちは置いといて何かを成し遂げた事実をきちんと認めましょう。

まだまだと言ってないで出来てなかったことが出来たのですから認めてましょう。

 

これから付き合いが長くなる人にはよくコミュニケーションをとり、協力的な関係が一番良いです。

 

 

一時的に工事が絡んでいる人

たまたま工事が一緒や工事エリアが一緒の人にはたくさんの打ち合わせは必要ですが教えることはあまりしなくてよいです。

 

もちろん教えた方が良いのですが教えることにより自分の仕事が止まるリスクを考えれば一時的な関係ですのでなんでもかんでも世話をする必要はありません。

なぜ?が分からなくてもやることだけ正確に把握していれば特に工事で困ることはないので何をするかを重点的に指示や打ち合わせをしましょう。

 

あまりにも分からないという人もいるでしょうがそれぞれの会社や上司がいますのであまり気にしない方がよいです。それこそ余計なお世話と言われるかもしれません。

 

 

・応援の人

人員不足のため、急な応援が入る時があります。

 

応援の人は当たり外れが非常に大きく、すぐに状況を把握して現場を立て直すことが出来るスーパーマンは滅多に来ません。

そんな人は自分で仕事を持っていたり誰かに囲われてたりします。

 

大体くるのは特に工事を端から端まで一度もこなしてなく工事の流れが分からない人です。

そんな人になぜ?を説明する余力はありません。

 

主にやってもらうのが実施部隊です。計画は計画力のある人に任せ作業員の進捗確認や資材の片付けなどやんなきゃいけないけど後回しにしている現場の事を任せるのが良いです。

応援なので付き合っても数ヶ月がいいところです。

 

何かを教えて育ててもすぐにいなくなるのでその分自分の仕事をどんどんやった方が効率的です。

 

以上のように誰でも教えていたら自分の時間がなくなります。時間は有限です。ただでさえ仕事量が多すぎると言われている現場監督は効率的な業務が必要不可欠です。

 

 

現場監督のまとめ

なぜ?が分からないと判断ができない
自分にとってプラスになるかどうかで人に教える
全て効率的に行わないと仕事は終わらない

 

現場監督は非常に仕事が多いです。

現場の申請や計画、管理、手配、教育、フォローなど現場に関わることはなんでもやります。

 

多いのでたくさんの人でチームを組みますがその中でも実力の差が天と地ほどあるため、仕事が分からない人は大変です。

仕事が分からない人を放っておいても現場は良くなりません。分からない人を分かるようにするか、分からないなりに仕事を頼むかのどちらかです。

 

時間も人も有限ですので無い物ねだりをしても何も出てきません。

あるもので勝負していきましょう。

 

 

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