【手配】作業員が来ない!?来ない理由は工程表通りじゃないから

施工計画

こんにちは、ブックマンです。

作業員が足りない、現場監督が足りないと、どこも悲鳴をあげています。

建設業界は人手不足です。日本の少子化と不人気業界なのが原因なのでしょう。

 

建物を建てる需要はあるけどやる人がいないでは現場で働く人の負担が大きくなります。

 

とはいえ個人の問題で人手不足は解消されるわけではないので、現場監督個人でできることを教えたいと思います。興味があれば見ていってください。

 

この記事はこんな人におすすめ
・作業員の人手不足で仕事が進まない
・どんなに嘆いても現場監督が増員されない
・とにかく人が足りない
この記事で伝えたいこと
・計画通りにするには早い手配と変更しない計画が重要

 

 

【原因】少子化の日本と魅力のない建設業界

少子高齢化のイラスト

建設業界で人手不足なのは2つ理由があります。それは

日本の少子化と建設業界に魅力がないからです。

 

建設業界は日本の少子化で若い人がいないのに、工期短縮と余裕のない受注金額で大変です。

精度の高い計画をしろと言われるのに計画できる人がいないとなると一人頭の仕事量が増えます。

結果、仕事が忙しくなります。

 

又、建設業界に魅力がないことも理由に挙げられます。

建設業界は多忙と言われるのは一度でも関係者になったことがある人は分かるでしょう。

 

現場監督は8時から17時まで現場管理をしては、17時から書類の整理や計画に追われます。

残業が当たり前の職業と思われるような職業です。

 

作業員は学歴に関係なく、出来高を上げることで評価をされる仕事です。

しかし受注額がまず少ないためいくら出来高を上げても、もらうお金がそんなに増えません。

 

この辺の話を掘り下げたいと思います。

 

日本は本当に少子化なのか?

世の中では少子化少子化と言われ、色々な業界が人手不足になっています。

「外国人労働を増やそう」とか「働き改革をしよう」とかいろいろ言われてますが、すぐに効果は出ません。

 

なぜこのようになったのか、まずは日本の人口の事を調べてみました。

001187379のサムネイル

今は2019年です。今は1億2000万人以上の人口がいますが、2030年には1億2000万人より減ります。

これからの予測ですが総人口が減り、15~64歳の現役時代の人たちがどんどん減っていきます。

どんどん高齢化が進みます。

つまり働ける人が減ります。

 

 

そして建設業界の働く人の変化です。

建設業人口のサムネイル

左の表で分かることは平成9年には約700万人いた就業者ですが平成28年には約500万人です。

この20年で3~4人に1人は辞めてます。

 

右の表で分かることは他の業界より建設業は高齢化が進み、若者が入ってこないことが分かります。

現場でも若者の姿はめっきり見えなくなりました。入ってきても1か月もすればいなくなるような人たちばかりです。

 

このような表、数字で見ると作業員が減っているな、現場監督が全然足りないわと思います。

昔からやっている事は変わらないというか、やる事が増えているから余計忙しいと思います。

 

それほど建設業界は定着が難しい職業なのです。

なぜなのかと言えば待遇が悪いからです。

 

同じ時間を働いても建設業は3Kと呼ばれる「危険」「きつい」「汚い」は他の業種より多いです。

しかも給料も建設現場がなければ休みになってしまうので安定はしません。

 

このようなことが分かればわざわざ若者は建設業で働きません。

若者はほどほどに安定できる職業を望まれるので建設業は働きづらいのです。

そんな理由もあり、建設業は人手不足です。

 

 

【対策】早い計画と手配をする。念押しの確認をする。

メールを持っている人のイラスト(男性)

人手不足は政府が外国人を日本で働かせることや働き方改革などで改善をしようとしています。

残業時間も抑制し、就業改善に取り組んでいます。

又、大手企業も明らかに若者が就職しないので給料UPや休暇の取り組みなどをやっていますが、尻に火がついてからなので対策が遅れています。

 

そんな中、現場監督の一個人としてできることは次のようなことです。

 

 

早い手配をしよう

「早い者勝ち!」のイラスト文字

早い手配は業者が予定を組みやすく、予定通りに来れる可能性が高いです。

小さい現場だと他の現場に影響されて予定をずらされる場合もありますが、遅ければ予定通りなんて来ません。

できるだけ早く手配をすることで予定を建てさせましょう。

 

又、口頭や電話の指示はやめましょう。出来るだけ書面で残すことが重要です。

工程表を渡したり、FAXを送るのも良いですが一番良いのはメールが良いです。

メールはいつ送ったか分かる上に記録として残るので業者との約束がしやすいです。

 

日本人の特性としてはメールを送ったら確認の連絡をしなくてはいけないことがあります。

メールくらい見ろよと思いますが、相手が忙しいと見落としてしまい結局手配出来てない場合があります。

いくらメールを送ったと言っても怒っても手配できないものは手配できないので、多少面倒ですが確認の連絡をしましょう。

 

又、一度送ったから良いというわけでもありません。1週間前や明日乗り込み時なども確認の連絡をしましょう。相手も人間ですので良く忘れます。本当によく忘れます。

手配されたものが来ないことで損をするのは自分ですのでよく確認しましょう。

 

 

計画は出来るだけ変更しない

岩のイラスト

計画の変更は日時が変わったり、やり方が変わることで人数が変わったりするので非常に嫌がられます。

私事ですが、つい先日も怒られました。

 

作業員も計画変更は予定していたことの変更になりますので非常に面倒です。

それを現場監督の下手くそな運営のせいで変えるのは嫌なのです。

 

職長や番頭は他の現場も抱えているため、他の現場も調整しなくてはいけないのです。

計画通りになることで用意していた物や人がそのまま使えると言う事です。

そしてそんな段取りをしてくれる現場や監督には次も行きたくなります。

 

作業員は働いて儲けるのが当たり前ですので、仕事をさせてくる現場や計画通りの現場はとても働きやすいのです。

 

 

【経験談】「人手不足」による「工程の遅延」で「再計画をする」手間が大変

現場の所長によく言われることがあります。

「計画の変更をするな!!」

気軽にいってくれるなあ。

そうは言っても人手不足のため、工程が上手くいかず変更を考える必要があるから伝えているのに頭っから否定をされるとこちらも気分が落ち込みます。

 

しかし、所長の言うことも一理あります。

計画の変更は手配を全部やり直すと言う事と同じです。

今日の工程がずれれば明日の人や来週の人に変更の調整をしなくてはいけません。

 

その時間ははっきり言ってもったいないです。

一度調整したのに、もう一度調整するには色々な業者と話し合いを行うことになりますので現場監督の時間がもったいないです。

もし、遅れている業者に今日を頑張ってもらえれば明日からは何も変更しなくて良いのです。

 

所長はそういう苦労をしてきたから言っているのでしょう。たぶん、、、

とはいえ、現場で人手が足りなければ、やはり工程を調整する必要があります。

 

工期に余裕はありませんが人手がいない場合、何かの工事を捨てる必要があります。

その捨てる工事の作業員たちに説明をして再開見込みを打ち合わせするという時間はけっこう大変です。

 

そのためにどうすれば良いか考えて新しい資料を作るという手間がかかります。

もし、変更がなければやらなくても良い手間です。

計画が出来ていれば計画を変更をする手間より、計画を変更しないようにする手間の方がかなり楽です。

 

人手不足とは現場監督と業者の見解の甘さも多少あります。

手配したから人が来るだろう。

人が来なくてもなんとかなるだろう。

お前なぁんか勘ちがいしとりゃせんか?

 

でも結局建設現場は人が動かしているので作業員がいなければ出来ません。

計画通りにするには手配、確認、手配、確認の連続です。

面倒ですが一度言ったくらいではなかなか来ません。

 

作業員は減りましたが消えたわけではありません。どこかの現場で働いているのです。

早い手配と変わらない計画をすることで作業員が来る可能性が多いに高くなります。

作業員確保も現場監督の仕事です。

 

 

現場監督のまとめ

建設業界の作業員はこの先どんどん減っていく
早い手配と変わらない計画をする
作業員が少なくても良い工法や簡単な施工方法を考える

 

建設業界は不人気商売です。現実として若い人の定着はしません。

土日祝日休みではありませんのでプライベートも少ないのです。

働くとプライベートを両立出来れば人手不足の解消になるかもしれませんが何年後、何十年後になるかは分かりません。

 

とはいえ、建設業界が無くなるかと言えば無くなりません。

人類が誕生してからは「家」というものは必要不可欠です。

その家が我々が生きている間に不要となるかと言えば無くなるわけがありません。

 

建物を作ってほしい人はたくさんいます。

建物を作りたい人がいないのです。

この差を埋めるのが「給料」と「休み」なのだと私は考えてます。

 

 

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