現場にはたくさんのリース品があります。
リース品はとても便利ですが、リース料、修理費などでお金がかかるため無駄には借りられません。
どのようにリース品の管理をすればよいのか考えてみたいと思います。
興味がある方は見ていってください。
・毎月リース品のお金がかかりすぎている
・リース品の修理費をどこに控除すればよいか悩む
・使ってないリース品がたくさんある
・リース品は置いているだけでお金を取られます。使わないなら返しましょう。
【結論】リース品の管理方法は「貸し出す」「貸す」の2点です。

リース品の管理をどうしようか
どの現場でも悩むことが多いリース品ですが、結論から言えば2つの方法しかありません。
貸し出す
貸す
の2点です。
どのような違いがあるかと言えば
「貸し出す」は永続的に貸し出すことになります。
例えば照明1つにしても貸出リストを作成し、「いつ」「誰に」「何を」「何個」貸したかを分かるようにします。
このやり方はリース品の兼用が出来ないため、リース品の量が増えますが一度貸せば責任は借りた業者になりますので、修理費などが発生した場合は迷うことはありません。
もう一つのやり方として「貸す」があります。
貸すことは基本的に毎日返却を確認することが必要です。
この方法はリース品の数量は少なくて済みますが管理することが大変です。
貸した物が見た目で壊れていなくても修理費が発生した場合、誰に控除すればよいか分からないのが難点です。
他には管理しないという方法もありますが、まあ人の借りた物の管理の悪さはとてもひどいです。
壊れようが無くそうが自分のところに悪い話が来なければいいわけですから「管理しない」はやらない方が良いでしょう。
【経験談】修理費の控除で困った話

うわぁ、今月のリース品の修理費高いなぁ、どうしよう

仕方がないから使った業者に控除だすみませんが修理費が来ていますので皆さん控除します。

俺、壊してないよ

あんまり使ってないのに控除するの?

控除されたら困るよ

うーん、皆が使って誰かが壊したんだけどな
リース品はどうしても修理費が発生します。
汚れの清掃などでも修理費として発生するため、ただ単純にリース料が安い会社が良いというわけではなくその他の対応でも決める必要があります。
リース品が壊れれば修理費が発生しますが、壊した物まで元請が面倒を見たらどんどんお金が出ていきます。
修理費を業者に請求するのはとても言いづらいことですが、あまりに修理費が発生する場合は業者に自分たちで用意してくれというしかありません。
何事もタダではありません。仕事ならなおさらです。
修理費が発生した場合はきちんと皆が納得するような形で控除をしましょう。
【解決策】リース品は「貸し出す」と「貸す」を両方やろう

元請が借りたリース品の管理はどうするべきか
それは「貸し出す」と「貸す」を両方やりましょう。
同じようなことでは?と思うかもしれませんがそうではありません。
貸し出す、貸すの違いは先ほど説明しましたので、もう一度知りたいという方は
【結論】リース品の管理方法は「貸し出す」「貸す」の2点です。
を読んでください。
では貸し出すと貸すの管理はどうすればよいかというと
使用する頻度
で管理しましょう。
毎日1つの業者が使うような物は「貸しだし」をし、責任を持って管理してもらいましょう。
たまにしか使わないような物は「貸す」にし、毎日返してもらいましょう。
そうすることでリース品が遊ぶようなことは少なくなり、効率的な管理が出来ます。
又、いつか使うかもしれないリース品は返しましょう。
いつか使うかもしれないと残しておきたい気持ちは分かりますが、その使わない日が続くほど無駄にリース料を払っています。
全くの無駄ですので返しましょう。
返却する目安としては1か月以上使わないと判断出来れば良いでしょう。
リース品の料金は私の経験ですが大体どんなものでも月3000円以上します。
貸出、返却の運送費も考える必要はありますが小物であれば1回1000円~2000円程度です。
1か月以上使わない場合は返却した方がお得です。
一度自分の現場で調べてみましょう。
リース品はタダじゃない
その場にあるだけで常にお金が発生している
ことを意識してリース品の管理をしましょう。
現場監督のまとめ
長年現場監督をやっている本音を言えば工具類は各業者に持ち込んできてほしいです。
なぜかというと紛失や故障するからです。
大きな機材は仕方ありませんが、照明や送風機などは各業者の使用工具ですから持ち込んでも良いと思うんですけどね。
そうは言っても現状は元請が借りて業者に貸すことの方が多いので仕方ありません。
リース品の管理は面倒ですが、仕事の一部と思ってやりましょう。
如何でしたでしょうか。
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