品質って何を管理するのか?品質管理が出来ないと後で直すのが大変

施工管理
疑問
疑問

品質管理って何するの?

現場で工程と安全ばかり見ていて品質を管理できていない監督が見られます。

現場監督は品質、お金、工程、安全、環境を全て問題ないように管理するのが職務です。

 

今回は品質管理についてお話しましょう。

興味がある方は見ていってください。

この記事はこんな人におすすめ
・品質管理は施工業者に任せ気味になっている
・品質記録は何をすればよいか分からない
・品質管理ってどうやるの?と思う

 

この記事で伝えたいこと
・品質管理をしっかり覚えて、現場監督としてレベルアップしましょう。

【結論】品質管理の基本は「設計図」通りにすること

品質管理とは、建物が法律通りの品質を確保出来ているか管理することです。

もっと言えば設計者や顧客の要望も応えることでもあります。

それらの情報が網羅されているのが「設計図」です。

 

設計図は顧客、設計者、施工業者が見るものでこの図面通りに作りますというものです。

役所にも提出する必要があるので法律違反は出来ません。

 

品質管理が分からないという方はまず設計図を見ましょう。

 

 

品質管理は「人から聞いた」では管理できてない

落ち着いてる
落ち着いてる

この箇所、収まり違くない?何見て施工したの?

落ち着いてる
落ち着いてる

え?作業員さんが言ってたからそうなんですよね。

考える
考える

いやいや、図面とか設計図のどこに書いてあるの?

笑顔 若手
笑顔 若手

分かりませんけど、作業員がやるから合ってるんじゃないですか

怒り
怒り

君はどうやって品質管理をしてるの?これが正しいってどう証明するの?

悲しい 若手
悲しい 若手

・・・作業員がやっているから

こんなやり取りが実際現場であります。

 

現場監督は品質管理が仕事です。どのようになれば正解か分からないのに現場管理は出来ません。

また、悲しいことに作業員の多くは施工が出来るということだけで品質管理が出来るという人はめったにいません。

 

図面もなく施工すると何を基準にしたのかがあいまいです。

図面があれば設計図を基に図面を作るので品質の確保が出来ています。

 

誰かが言っていたからではなく、必ず「何を基に」を確認してそれが正しいと証明できるものでなければ品質管理になってません。

「何を基に」の行きつくところは設計図であったり設計指示書でなくてはいけません。

現場監督は品質管理は出来ますが、品質保証は出来ませんので自分の役割を間違わないようにしましょう。

 

 

設計図の見るポイント

設計図で品質を見るポイントは

・鉄骨、鉄筋、コンクリート要領

・部分詳細、ディテール

を見るようにしましょう。

 

これらの事は共通事項的なことが書かれているので現場のどこでも同じような要領で使えます。

本当は参考資料として写真でも載せたいのですが、設計図を載せると情報漏洩になりますので文字だけで勘弁してください(´-ω-`)

 

 

注意事項としては他の記載を見なくてよいわけではありませんよ。

 

設計図は建物を作るうえでの基準になります。

設計図と違うけど良い建物が出来たなんてことはありません。

 

現場監督の仕事は設計図通りに作るということが原点です。

設計図通りにやっていればとりあえずは何かあっても責任は回避できます。

 

例外として設計図に書いてない、設計図通りに出来ない、設計図が間違っている。

設計図から施工図の記載ミス、施工図作成の根拠不足、施工図の情報不足。

 

これらのことがあります。けっこーよくあります。

その時は質疑書を出して解答をしてもらう必要があります。

 

品質管理は本来は

①見積要項書、現場説明書、質問回答書

② 特記仕様書

③ 設計図

④ 標準仕様書、JASS、メーカー仕様書

 

このようになっています。

全部頭の中に入っていれば問題ありませんが我々現場監督は天才ではありませんので覚えれません。

 

せめて「設計図」を基準として①②を確認することが望ましいです。

設計図に書いてあることも守らずに品質管理をしようなんて無理です。

 

嫌でも設計図を見ましょう。

 

 

品質保証は記録が無くてはいけない

設計図通りにやったとしても今度はやったことの証明が必要です。

 

やったことの証明は記録が必要です。

 

記録としては

検査立会記録、チェックシート、写真の3点です。

 

検査立会記録

工事や工種によりますが監理者、設計者による品質確認立会検査が現場にはあります。

現場監督としては「設計図通りに施工してますよ」と言う必要があります。

 

現場も確認できるような状況にしてなくてはいけませんし、チェックシートや写真も必要です。

きちんと対応しないと検査員が疑って隅から隅まで見るようになってしまいます。

 

何にせよ検査が終われば記録が必要です。

検査立会記録を作り、ちゃんと検査したという記録を残しましょう。

 

 

チェックシート

各工事には必ず品質の基準が必要です。

その基準通りにしているかが分かるように1枚の紙に品質基準と合否を記載する用紙を「チェックシート」と呼びます。

 

チェックシートは施工業者、元請が別々に作成する必要があります。

チェックシートが無ければ基準通りに施工したかどうかを証明できません。

 

チェックシートはきちんと内容を理解したうえでチェックしなければ意味がありません。

内容を読み理解して使うことで意味があります。

←これじゃダメ

 

 

書式は決まったものではありませんが皆さんの現場には必ずあります。

無い方がおかしいのです。

一度確認してみましょう。

 

 

写真

品質確保で必要なのが検査記録、チェックシートのほかに「工事写真」が必要です。

品質を記録する必要があるので何の品質記録なのかを黒板などに表現しなくてはいけません。

何を表現するかは設計図の品質基準を確保していることを表現しましょう。

 

一概にこう書くと言いづらい部分はありますが後で聞かれることは「寸法」「品番」「施工手順」に関してよく言われます。

設計図をよく読み、記載事項を考えましょう。

 

 

現場監督は品質を確保しないといけません。

 

工期も間に合った。安全作業が出来た。お金も儲かった。でも品質が確保されていない・・・

ではダメです。それはタダの欠陥商品です。

 

たまたま見つからないかもしれませんが、将来的に見つかった時に瑕疵(かし)として責任が施工会社である我々現場監督に降りかかります。

 

せっかく完成させた建物の悪いところの直しなんかやってられません。

せっかく作るなら後で問題にならないように作りましょう。

 

 

現場監督のまとめ

品質管理の基本は設計図を見よう。
人から聞いたでは品質管理は出来ない
品質記録をしっかり取ろう

 

現場監督はついつい作業員を呼べば現場が進むので品質管理がおろそかになりそうです。

しかし、作業員が間違うことがたくさんあります。品質基準を知らないことすらあるのです。

 

現場監督が品質管理をしないで誰が品質管理をしてくれるのでしょうか

良い建物を作るには良い管理が必要で、良い管理をするためには何を根拠に品質管理をしたのかが分からなくてはいけません。

 

覚えればその場で間違いだとしてもすぐに直せます。

覚えなければ後々で取り返しが面倒になってから大変苦労して直します。

どちらにしても直すのです。楽に直しましょう。

 

 

如何でしたでしょうか。

 

↓ボタンを押して応援よろしくお願いします。


建設・不動産業ランキング

コメント