
今日も失敗して怒られた。
大丈夫です。死にはしません。
現場監督は若かろうがベテランだろうが仕事のできない人、態度の悪い人は怒られます。
自分で良かれと思ってやっている行動を怒られると凹みますよね。
でも大丈夫です。気の持ちようで何とかなります。
今回の記事は技術的な話ではなく、精神論の話です。
この先を読んでみて「合わない、納得できない」という方は読むのをやめることをお願いします。
では、説明しましょう。
・他人の目(評価)が気になる。
・言われたことで一喜一憂してしまう。
・多少は図太く生きないと心が疲れます。
【結論】自分の気持ちは自分で決めよう。

今日も怒られた。明日も怒られるんだろうな。なんか言われるんだろうな。
毎日言われるとついついネガティブな思考になってしまいますが、ネガティブな思考はあなたの仕事のパフォーマンスにも影響します。
ネガティブ思考のまま、良い仕事は出来ません。
気持ちを切り替えていきましょう。
ちょっと極端な人生フローチャートを作ってみました。
最悪死ななければいいのです。
死ななければ何度でもやり直せますし、何でも出来ます。
死んだら終わりです。死後の世界が今より辛くないかなんて誰も分かりません。
話を戻しましょう。
気持ちの持ちようについて私の考えを述べます。
それは自分の気持ちは自分で決める事です。
何か分かりづらい表現ですが、自分の気持ちが相手によって左右されてはいけないということです。
1、何かをする、又はしない。
2、相手の反応を見る。
3、それに反応する。
これではいつも相手の反応次第になるので疲れます。

でもそうしないと会話なんてできないんじゃないの
その通りですが、「相手の反応」が重要ではないのです。
この場合だと「何かをする、又はしない」ことが大事です。
その「何かをする、又はしない」の行動の目的が合っていれば相手の反応なぞ意味はありません。
やっていることが正しいんですから
「お前はいつもこうで~、こういう時はこうゆう風に~」とだらだら説教されても「結局何をどうしろ?」と言っているのかが大事です。
説教が長い人は大体は自分が正しいはずと信じている、自分に酔っている、人の目を気にする人に多いです。
相手も良かれと思ってやっているので逆ギレは良くありませんが、長々と付き合う必要もありません。
その会話の中で「何をするのか、何をしないのか」を拾い上げましょう。
我々は仕事で現場監督をやっていて給料をもらっています。
何かをするのは現場監督の仕事として正しいかどうかなんです。
現場監督として正しいことをやっていれば、気持ちが揺らぐ必要はありません。
だって上手くやっているんでしょう?
いちいち相手の小言に意見を合わせていたら身が持ちませんよ。
簡潔な結論としては
私の仕事の仕方は間違っていますか?
です。
間違っていたらちょっと凹んで、反省して次回から気を付けましょう。
間違っていなかったら、何言ってんだこの人は?と思いましょう。
このくらいドライな気持ちが無いと長続きしませんよ。
【嫌いな話】我々はファミリーだ
くだらない話をします。
全然役に立たないので読み飛ばしてもらっても構いません。
くだらない話に付き合ってくれる人はこの先をお読みください。
現場をいくつもやっているとたまに会うのが「我々はファミリーだ」という人です。
いやいや、ただの仕事の付き合いでしょう。
給料が貰えなくなったら仕事しますか?
命の危険がある時に自分の命を犠牲にして助けに行きますか?
家族ならあり得るかもしれませんが、仕事ではありえません。
あくまで我々は
会社にいる時+懇親会など社外の付き合い
などの会社の都合で集まっているだけなのです。
「ファミリーと同じくらい大事にしてるんだぞ」と言いたいのでしょうけど、全然違うのでやめましょう。恥ずかしいだけです。
我々現場監督は建物を建てるということのために集まったプロ集団なのです。
「建物を建てる」を第一優先に考えて行動しましょう。
そのために相手の感情に合わせて自分の行動が制約されるなんてもったいない。
自分は建物を建てるためにこの仕事をするという気持ちが大事です。
【現場監督の気持ちの安定】自分の気持ちを持つ具体的な行動
自分の精神を安定させるための具体的な行動をご紹介します。
一つでもお役に立てれば幸いです。
1、自分の行動を決める
2、周りの人と仲良くなる
3、何をするかを考える
この3点です。
では説明しましょう。
【現場監督の気持ちの安定】1、自分の行動を決める
精神面でネガティブな人は自分の行動を自分で決められない人が多いです。
これをやったら怒られる。何か言われるという思考が常に付きまとうので言われたことだけやっていた方が楽なんです。
しかし、指示する側としては「なぜ自主的動かないのだ!?」となります。
このギャップが怒りや焦りにつながります。
指示してくれる人の言うことを聞くことが最重要ではありません。
例え、何かを指示されても意味があるか分からないことをやっていては意味がありません。
我々は建物を建てるということをします。
そのために何をするべきか
ここに焦点を当てましょう。
そうすれば自分の行動を決める事が出来ます。
いつまでも指示を待っていても、疲れるだけですよ
【現場監督の気持ちの安定】2、周りの人と仲良くなる
現場監督は良くも悪くも人との繋がりは絶対あります。
管理業務の中には調整が必要ですからね。
もし、調整が必要なく工程表だけで仕事が進むなら周りの人と仲良くなる必要はありません。
調整が必要だから周りの人と仲良くなりましょう。
なぜ仲良くなる必要があるのか?
それは調整が楽になるからです。
知らない人や嫌いな人に急に何かを言われたりお願いされたりしても嫌だったり、断ったりしますよね?
逆に仲の良い人だったりすると面倒でも「しょうがねぇな」とやったりします。
だから仲良くなる必要があります。
全てが上手く進んでいれば誰でも気持ちが楽でしょう。
そうするための手段の一つとして周りの人とは仲良くしておきましょう。
※「仕事だから仲良くしている」なんて気持ちでは思っていても口に出してはいけませんよ。仲が悪くなりますからね。
【現場監督の気持ちの安定】3、何をするかを考える
色々やってたり、行動してたり、何もしてなかったりしても何か言われます。
仕方ありません。現場監督ですから
でも、その言われたことでいちいち凹んでいたら、気持ちは安定しません。
大事なのは「言われたこと」ではなく「何を言われた」のかです。
上司に怒られたで終わってはいけません。
上司に何をどうしろと言われた。
と考える必要があります。
例えば次のようなだらだら説教があったとします。

〇〇君さー、この仕事なんだけ、今週中って言ったよね。今水曜日だけど間に合うの?僕なんか上司に言われた仕事は期日を待たずにさっさと提出するけどね。何がそんなにできないの?そんなのすぐに終わるでしょう。全くだらだら仕事しても効率が悪くなるだけだからね。最近の若いのは仕事を知らなくて嫌になるね。まあ、そんなわけだから頼んだよ。
自分で書いててちょっとイラっとしますが、ここで大事なのは具体的な指示と行動です。
感情的になっては目的がぶれます。
ここで大事なのが言われた仕事を今週中に終わらせるということです。
そのほかの会話に何も意味はありません。
先ほどの会話を端的にしてみましょう。

この仕事は今週中に終わるの?
だけです。この会話はこう聞き取らなくてはいけません。
このように聞き取れれば、終わるなら終わりますですし、無理そうなら無理ですと言えばいいのです。
いちいち相手の会話の全部に付き合ってるほどお人よしでも暇でもありませんので、会話の要点をつかむ練習をしましょう。
この会話が出来れば相手がどんな言い方をしようと何をすればいいのかだけ聞き取れますので気持ちが安定しますよ。
現場監督のまとめ
現場監督って疲れる。面倒。嫌だと思う人は転職もありかもしれません。
何をしてお金を稼ぐかは人それぞれですからね。
とにかく死なないことが大事です。
今日も一日ご安全に
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