コンクリートにジャンカを作らないための対策

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コンクリートにジャンカを作りたくない

コンクリートにジャンカが出来てもいい事なんか一つもありません。

どうすればジャンカをなくすことが出来るのか

 

説明しましょう。

この記事はこんな人におすすめ
・コンクリートにジャンカを作りたくない
・どうしてもジャンカが出来てしまう

 

この記事で伝えたいこと
・どうすればジャンカが出来なくなるかを理解しましょう。

【結論】生CONの流動性を知れば、ジャンカは出来ません。

疑問
疑問

どうすればジャンカが出来なくなるのだろうか

難しく考える必要はありません。

型枠内に生CONを充填させれば良いのです。

生CONがしっかり充填すれば、ジャンカは起きません。

 

生CONをしっかり充填させるためには生CONの流動性を知る必要があります。

スランプがいくつでどのくらい広がるのか

バイブレータをかけることでどのくらい流れるのか

ポンプ車の筒先から出る時にどのくらい硬いのか

 

これらのことをしっかり理解しておき、生CON打設に役立てればジャンカは起きないでしょう。

ジャンカが起きてしまう!!

という方は生CONのまずは流動性を理解しましょう。

 

 

【現場知識】生CONの流動性を理解する

考える
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生CONの流動性ってなんだ?

生CONの流動性とは、CON打設時にどのくらい流れやすいかのことを指します。

出来るだけ流動性が良い方が充填はされやすいです。

極端なことを言えば水のような生CONであれば確実に充填がされるでしょう。

 

とはいえ、生CONは建物の主たる構造物です。

きちんとした品質を確保したうえで生CON打設する必要があります。

 

では生CONの流動性とは何か

 

生CONの流動性 = スランプ値

 

です。

 

ワーカビリティなどの言葉もありますが、よく指標にされるのがスランプ値になります。

 

このスランプ値ですが「配合計画書」に記載が有ります。

一度、自分の現場の配合計画書を確認してみましょう。

 

大体の建築建物のスランプ値は15cm~21cmの間で設定されております。

というか、生CONは大臣認定商品なのでスランプ値を簡単には変えられません。

 

基準のスランプ値±2.5cmまでが品質保証の限界ですので超えないようにしましょう。

出来るだけ柔らかい方が生CON打設はしやすいので生CONプラントとよく話をしてください。

 

 

【問題点・解決策】ジャンカを起こさせないための具体策

落ち着いてる
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ジャンカを作らないためにどうすればよいか

ジャンカを作らないためには流動性を確保することが大事です。

 

生CONを流しこんでいるだけで全部密実に流れるなら苦労はありません。

いくつか対策がありますので覚えましょう。

 

対策とは以下のようなことです。

・生CONが柔らかいか

・打設する高さが高すぎないか

・開口部や狭所などの生コンが入りづらい場所を把握しているか

・工具は適正か

 

このようなことを気を付ければジャンカは出来ません。

では一つ一つ説明しましょう。

 

 

・生CONは柔らかいか

まずは生CONが柔らかくなくては話になりません。

硬い生CONをいくら打設しようとも硬いのでジャンカが起きます。

 

生CON車が到着したら現物を見て、硬いようならすぐにプラントに連絡し、柔らかくするように指示をしましょう。

生CONが「硬い」ということだけでその日のCON打設が苦労するかどうかが分かれます。

柔らかすぎると土間工さんが文句を言ってきますが、ジャンカが起きるより全然ましです。

 

まずは柔らかい生CONが大事です。

 

 

・打設する高さが高すぎないか

柱や壁などを打設するときに高さが高いと生CONの中の砂利とセメントが分離してジャンカが起きやすくなります。

また、鉄筋などにぶつかり砂利とセメントが分かれやすくなることもジャンカの起きる原因となります。

 

ルール上は高さ4Mまでは良いとされていますが、今までの経験から言えば高さ3Mくらいが限度かと感じます。

 

もし目安として3Mの高さを超えるようなら

ポンプのホースを壁の中に突っ込む。

壁の中に突っ込めない場合はサニーホースなどで出来るだけコンクリートが分離しないように誘導する。

 

のように出来るだけ生CONの砂利とセメントが分離しないように打設をしましょう。

空中で分離してしまうと間違いなくバイブレータをかけないといけませんからね。

 

 

・開口部や狭所などの生コンが入りづらい場所を把握しているか

生CONが入りづらい箇所は開口部の下部や立ち上がりなどの狭い場所と決まっています。

ただ流すだけでは絶対に生CONは充填されないでしょう。

 

以下の図を見てください。

恐らく皆さんにも経験があるでしょう。

 

 

このような時にどうすればよいかとなりますが、型枠に蓋を作りましょう。

このようにすることで目視で充填されているかを確認できます。

 

ですがこのようにすることで大工の手間が増える。型枠蓋を忘れてた場合は生CONが噴き出すというデメリットもありますので注意しましょう。

最低でも10φ程度の空気穴は生CONが入りづらい箇所に開けておくようにしてください。

 

開口部などは生CONが入りづらい箇所ですので打設関係者に周知をしましょう。

出来れば全員に!!

 

現場監督だけ知っていても実際打設するのは作業員さんです。

職長だけ知っていても、指示しきれるかどうかは分かりません。

皆で良いコンクリートを作るためには皆が知っておく必要があります。

 

全部覚えるのは大変ですので、生CONが入りづらい箇所くらいは周知をしましょう。

 

 

・工具は適正か

生CON打設に使う工具はたくさんありますが適正に使わなければ効果は半減します。

CON打設時に基本的に使うのは2つの振動器具です。

 

棒状バイブレータ

壁掛けバイブレータ(キツツキ)

この2つです。

他にもCON打設用の工具はたくさんありますがこの2つが特に効果的だと思います。

 

この2つを選ぶ理由は使いやすさです。

 

棒状バイブレータは目で見えるところはほとんどの箇所にバイブレータを入れることが出来ます。

目で見て生CON充填をできれば一番良いです。

 

壁かけバイブレータはキツツキと呼ばれるものを使用しましょう。

出来れば型枠掛けの物が良いです。

 

型枠に掛けて放置をすることが出来る優れものです。

1人で5台くらいの面倒は見れるので壁一面を1人で見ることが出来ます。

 

他にもアイロンと呼ばれる物はありますが型枠から外れやすいためオススメできません。

工具の選定は好みがありますので無理強いは出来ませんが、使いやすく分かりやすいのがこの2つです。

一度試してみましょう。

 

 

現場監督のまとめ

ジャンカを作らないためには生CONの流動性を確保する
具体的な打設方法を知ってジャンカを作らないようにする。

 

ジャンカを作ってしまうと何の得もありません。

ただただ補修費用が発生したり、補修計画をしなくてはいけなかったりとマイナスになるだけです。

どうせ生CON打設をするならジャンカを作らないようにしましょう。

 

 

今日も一日ご安全に

 

 

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