工事現場で大型連休前に対策しておく4つのこと

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そろそろ大型連休だな。休みが楽しみだ。でも工事現場で大型連休の前に特別にやっておくことはあるのかな。社員や作業員がずっといないと何が起きるんだろう。何を心配すればいいんだろう。何を準備しなくてはいけないんだろう。

今回は 工事現場で大型連休前に対策しておく4つのこと についてお話します。

どうぞよろしくお願いします。

 

この記事はこんな人におすすめ
・工事現場の連休前に何をすればいいか分からない
・安心して連休を休みたい
・連休前の点検って誰に何を指示すればいいのか
おはようございます。ブログ作成者のマサです。
東京のスーパーゼネコン勤務で現場監督を20年やっています。
国家資格の「建築一級施工管理技士」を取得済み
現場監督で苦労しているあなたに役立つ情報を発信します。

【悩み】工事現場で大型連休前に心配なこと

日本にはGW、お盆、正月と大型連休があります。現場にもよりますが数日間の休暇が取れるでしょう。しかし現場を数日間空けるということにリスクがあります。それは「雨」「風」「電気」「泥棒」です。

雨が降れば現場に水が溜まります。水中ポンプを設置していても、ポンプや電気回路が故障してしまったら水を吸い出すことができず現場が水浸しになります。

 

風は強風のことです。現場の仮囲いや資材が飛んでいく可能性もありますし、強風が吹くたびに足場のシートが解けて普段であれば点検をし、直すこともできますが大型連休では誰も見てないので直せません。

 

電気は火災の原因になります。コンセントから発火する事案が年に数件ニュースなどになります。誰もいない事務所や詰所で火が出てしまえば、現場事務所にスプリンクラーなどはありませんから書類などに燃え移り、悲惨なことになります。

 

大型連休に泥棒はつきものです。昼なのか夜なのかは泥棒次第ですが工具や鉄、銅線などが高値で取引されるため無人の現場は格好の的です。

 

と、このように大型連休には安心して休めない問題があります。

この悩みを少しでも解決する案を説明します。

 

【結論】工事現場で大型連休前に対策しておく4つのこと

この先を読むことで得られる知識
大型連休前に現場で何を心配して対策すればよいか分かる

さて先ほど説明した大型連休の心配事は下記のようなことです。

・強風
・雨
・電気(火)
・泥棒

これらをどのように解決していくのかを説明します。

連休前に対策すること

・強風

連休中の強風は仮囲いや足場の転倒がある可能性があります。対策としては「控えの確認」と「シートの撤去」です。

まずは仮囲いですが板状の形状をしているため、風の影響が大きいです。簡単に外せるわけでもないのでどのように風に対して強固にするかが重要です。

その方法として控えの計算です。通常だと現場の仮囲いはその地域の風力を調べ、風圧計算をして、パイプなどの強度計算をし、どの程度の控えを取るべきかを計算して設置しています。とはいえ計算をしていなくて仮囲いを建てている現場も中にはあるでしょう。経験上、東京の風力ですと仮囲いは3Mの仮囲いに頭、中央、足元の控えの3点を取っておけば大体OKだと思います。本当に大丈夫かどうかはやはり計算してみないとだめです。

また、控えの確認をしましょう。いくら計算上大丈夫でも、控えが取れている。クランプが緩んでいるでは大丈夫ではありません。連休前に一度仮囲いをぐるりと回り控えの確認をしましょう。

 

足場の転倒に対する対策ですが、シートの撤去をします。足場で一番風の影響を受けるのがシートです。ニュースとかでもどこかの現場が強風で足場が倒れたとかがありますが、シートで受ける風の影響が大きいです。

考える
考える

足場のシートを撤去するなんて面倒くさいし、時間がかかる

なんてことは私もよく思いますが、連休を安心して休むためにはシートの撤去を決断する方が簡単です。もしシートを撤去しないで連休に入ったら、強風が吹くたびに大丈夫かな?シートがめくれたら鳶は手配できるかな?足場が倒れてないかな?など心配する必要があります。

お金と時間はかかるかもしれませんが、安心を買うにはやるべきだと思います。

また風散物にも注意が必要です。鉄筋などは良いですが、コンパネなどは強風で飛びます。ロープ緊結ではなくネットでやることをお勧めします。ロープ緊結だと強風で緩んだり、重量が軽ければ強風で緊結させたまま飛んでしまうためです。ネットなら飛ぶようなことはないでしょう。

 

・雨

雨は現場が浸水する可能性があります。大型連休では必ずと言っていいほど雨は降ります。現場監督も作業員もいないため水が入ってほしくないところに入った時にどうしようもありません。

ではどのようにするかといえば水中ポンプを設置することになります。

水中ポンプを設置するにも注意点があります。

・要所は連休中一つ故障したとしても大丈夫なように2つ設置する

・排水ホースがねじれないようにきれいに設置する

・連休前の作業員が帰った後に問題ないか確認をする

とこのようにすれば大体は大丈夫です。普段から現場のどこが浸水しやすいのか、どこに水が入るとまずいのかを確認しておきましょう。

 

・電気(火)

連休中になぜか起きる電気事故。コンセントからの発火が多く普段気にしてないところにも注意が必要です。なぜコンセントから発火するのか?という点ですが大きく二つの要因が考えられます。

1つめは充電器とバッテリーの種類がそろってないということです。

バッテリーはマキタ製の良いものだったとしても、充電器が中国製の安いものだった場合、充電しすぎると熱がこもり発火する事故が起きています。純正品を使うことや充電が終わったらバッテリーを取るなどの対策をする必要があります。

2つめはコンセントとプラグの間の埃からの発火です。コンセントにプラグを指していると待機電力が働いており、簡単に言えば常に電気が通っている状態になっていて熱が発生しています。その部分に燃えやすいほこりなどが滞留すると発火の原因になります。

対策としては、まず不要なプラグをコンセントから抜くことです。パソコンや空気清浄機など連休中使わない電化製品はコンセントから外しておくことで問題は解決します。

ですがサーバーや冷蔵庫などはコンセントから外すことは難しいのでプラグがしっかり刺さっていることを確認することとほこりは掃除をしておきましょう。

 

・泥棒

連休になるとなぜか出てくるのが泥棒です。仮囲いについてある工程表などを見て入ってくると思います。またあまり疑いたくはないですが現場内の作業員の可能性もあります。どこで誰が物を盗みに来るか分からないので対策が必要です。対策としては「施錠」と「監視カメラ」です。

施錠に関しては当たり前と考えるでしょうが、事務所の窓のカギがかかってないだけでも侵入してきます。必ず確認をしましょう。またゲートに使うカギも頑丈でないといけません。100円ショップで売っているようなカギでは簡単に壊されてしまい侵入されます。

もし、侵入された場合に有効なのが監視カメラです。監視カメラだけだとカメラの存在に気づかれず、盗まれてしまう可能性もあります。カメラの角度が悪く犯人が特定できない。犯人が特定できたとしてもすでに売り払われていて取り返すことができない。どちらにせよ警察沙汰や弁護士などの面倒なことになり業務が増えます。

監視カメラは抑止力に使いましょう。現場の目立つところに「監視カメラあり」と張り紙をするだけでも泥棒よけにはなります。ダミーカメラだとしても遠目からは分かりません。泥棒なんて来ない!と思うより泥棒が来るかも!と思いながら連休前の対策を考えるのがよいでしょう。

 

 

まとめ

大型連休前に現場で何を心配して対策すればよいか分かった

大型連休と浮かれる気持ちはよくわかりますが、不安要素を残して連休になるのも気持ちよく休めません。できるだけ対策をして休むのがいいですよね。

 

今日も一日お疲れ様です。

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