躯体工事中の仮設通路の表示の仕方

・環境整備
考える
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躯体工事中に資材とか勝手に置かれて通路もない。作業員にどこを通ればいいんだと怒られるけど、それってあんたの資材が多いからだよと突っ込みたくもなる。少しは考えれば通路くらい作るだろと思うんだが実際には通路がない。通路を作りたいけどどうやって作ればいいか分からない。

今回は 躯体工事中の仮設通路の表示の仕方 についてお話します。

どうぞよろしくお願いします。

この記事はこんな人におすすめ
・現場の資材が整理できておらず、通路がない
・仮設通路をどう作ればいいか分からない
・そもそも通路が必要なのか分からない
おはようございます。ブログ作成者のマサです。
東京のスーパーゼネコン勤務で現場監督を20年やっています。
国家資格の「建築一級施工管理技士」を取得済み
現場監督で苦労しているあなたに役立つ情報を発信します。

【悩み】作業通路がなくて現場内を歩くのにも困る

現場をいくつかやっていると通路もないような現場があります。通路もないような現場は秩序もなく、工事がうまく進みません。

通路がないと何が困るのか。通路がないということは作業導線がないということです。

何かをどこかに運ぶのも一苦労になり、「運ぶ」という作業に労力を割くようになります。

運ぶことや移動することは工事の歩掛かりには全く数値として現れません。

もしそのまま通路が整備されていない状況のままでいると以下のような問題が出てきます。

 

通路が整備されていないままだと何が起こるのか?
・近道をしようとして、危ない場所を通り怪我をする
・資材運搬をするときにスムーズに運べず、手間が多くなりコストが高くなる
・資材が工事をする場所に届かず、仕事が進まないため工事が遅くなる

このようなことが起きます。

そうならないように通路を最初から整備することで、危険なことや余計な手間を防げるようになります。ではどのように計画すればよいか考えていきましょう。

 

 

【結論】作業通路は緑のガムテープで、幅は1.2mが良い

この先を読むことで得られる知識
作業通路を現場に作ることにできて、現場管理が楽になる

躯体工事中の通路作成にはコツがあります。

表示方法、通路幅、作業個所からの離隔距離

この辺を詳しく説明します。

 

躯体工事中の通路は緑のガムテープで、幅は1.2mにしましょう。

なぜ緑なのか、ガムテープなのかとなりますがまず人間は視覚的に緑は安全だと認識します。

信号が良い例でしょう。

目立つように赤色とか黄色とかで表示をしてしまうとイメージ的に危険なイメージがつきやすいですすので、慣れるまで何の色の線だろう?と説明が必要になります。そんなことを思われないよう緑色で表示をしましょう。

 

表示方法はガムテープがおすすめです。

疑問
疑問

ガムテープだと剥がれるのでは?

と思われるかもしれませんが確かに剥がれます。がスクレーパーなどで剥がせるのが利点です。

塗料などで通路を作ってしまうと、消すためにコンクリートを削るしかなくサンダーなどで行うため時間がかかります。

疑問
疑問

そのまま通路表示を残しておけばいいのでは?

ではいけません。通路表示は仮設ですのできちんと消すようにしましょう。

後で施主などにばれて消してくれと言われたらものすごい大変なことになります。

ガムテープだとある程度簡単に剥がれますのでお勧めです。

 

通路の幅に関しては1.2mにしましょう。

理由は「すれ違いができる」ということです。

人の肩幅は大体0.6mです。すれ違うには1.2m幅があればすれ違いが可能です。

また、台車やタイヤ付きのカゴは1mの幅があります。1mの通路に1mの幅を通すのは結構大変ですので少しだけ余裕を持ちましょう。

ですが、通路が広い方がいいと2mとかにしてはいけません。作業通路を広げれば広げるほど、その分資材を置くスペースが少なくなります。作業をしやすくするための通路が作業を制限させるのでは本末転倒です。最小限で使いやすい通路にしましょう。

 

また、通路は壁際からは1.5m程度離すようにしましょう。

理由は型枠で0.3m、作業スペースで高所作業車や立ち馬で1.2mの幅を取るからです。

壁や柱に近すぎると作業するスペースと作業通路が被ってしまいどうすればいいんだとなります。

作業はしなくてはいけないため通路に立ち馬や高所作業車、道具を置いてしまい。通路が無い状態になってしまいます。

そうならないように極力壁から1.5mは離して通路を作るようにしたほうが良いです。

 

 

まとめ

作業通路は緑色のガムテープで表示する
作業通路は1.2mの幅を設ける
作業通路は作業のため、壁から1.5m離す

作業通路はコンクリートを打設し、基準墨出しをした日がおすすめです。資材が置いてある前に通路を作ることで簡単にわかりやすく、段取りの手間が減るからです。

現場が狭くなったり、通路がないと思ってからでは遅いです。

計画的にやりましょう。

 

 

今日も一日お疲れ様です。

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