こんにちは、ブックマンです。
ついついこないだも部下に強く当たってしまった。
なんでこんな簡単なことが分からないのだろうと怒ってしまう。
そんな経験ありませんか?
その度に部下に嫌われている感じがしてもやもやするけど、仕事ですので言わなきゃいけないこともあります。
部下に好かれながら仕事をしたいという人のために今回の記事を書きます。
興味がある方は見ていってください。
・部下に嫌われてると感じる
・部下が言うことを聞いてくれない
・自分は上司に向いてないと思う
・部下に好かれたいなら、意見を聞く。顔色を見ない。かばう。の3つで大丈夫です。
・部下に嫌われてると感じる

最近部下が話しかけてくれない。きっと俺は嫌われてるんだ
そんなあなたに朗報です。この薬💊を飲ませれば一発解決!!
なんて物はありません。
まず上司と部下とはどういう関係かを考えてみてください。
上司と部下の関係は会社での立場であり、利害関係の一致で生まれている状況です。
「お前の事を」「お前のために」とか言ってもウザがられるだけです。
では、どのくらいあなたはウザがれているかをチェックしましょう。
次の項目にいくつ当てはまりますか?
- 一度決めた事を理由なく、簡単に変えてしまう。
- 自分は出来るのに人が出来ないと怒ってしまう。
- 目上の人を怒れない
- 部下の失敗は部下のせいだと思う。
- 人の悪口をついつい言ってしまう。
- 部下にここがダメだ、あれがダメだとダメ出しが多い
- 話ししていると30分くらい時間が過ぎている
- 仕事は100点じゃないと気が済まない
- 部下を褒めない
9つの項目がありましたがいくつ当てはまりましたか?
実は1つでも当てはまれば嫌われる上司の仲間入りです。
どうしても部下に好かれたいと言う方は、上の項目に当てはまらないように努力をしましょう。
「なぜこの項目で部下に嫌われるんだ!?こんなの嘘だ!!」と思う方は、その「人の話を素直に聞けない性格」が嫌われる原因だと思ってください。
たまに現場で「社員は家族だ」と言う人がいます。
それは違います。家族ではないです。
家族と言うのは良い時も悪い時も如何なる時でも一緒にいる人のことを言うので、都合よく家族と言われても困惑します。
会社で言う上司は船長だと思ってください。
魚を釣りに行くでも良いし、宝探しでも良いと思います。
目的を決めて出航する必要があります。
その目的に賛同してくれたのが船員(部下)であり、目的が一緒の仲間という認識をしなくてはいけません。
船長が気に入らなければ船を降りることだって可能です。
上司と部下の関係は利害関係の一致から生まれる一時的なものだと認識してください。
とはいえ、人生の大部分を一緒に同じ時間を過ごす「仲間」であることは間違いありません。
仲良くうまく仕事が出来るのが一番良いのです。
まずは自分の「部下に嫌われる部分」を理解しましょう。
では一つ一つ理由を説明したいと思います。
一度決めた事を理由なく、簡単に変えてしまう

あの件だけどやっぱりこうしたいからよろしくね

もう指示出してますよ。そんないきなり変えられても困ります。
部下に指示したことを次の日には変えたりしてませんか?
せっかく上司の言うことを信じて動いたのに、急に方向転換されると部下としては何を信じれば良いか分からなくなります。
上司としては理由があるのでしょうが、その理由をきちんと説明しなくては部下に嫌われます。
部下だからいいんだという気持ちではなく、部下だからこそという気持ちを持って対応する必要があります。
また、方向転換は自分のせいではないと部下に訂正や謝りを入れないのも悪い点です。
部下は上司に指示されてますので、とにかく一言でもいいので間違っていたということを認めてもらい、次に進みたいのです。
解決としては一度きちんと訂正をしましょう。
「あの案は悪いが変更になった。すまん。今度はこうしようと思う。どう思う?」
と言えば大体の人はまあしょうがないよねとなります。
自分では出来るのに人が出来ないと怒ってしまう

なんでそんなに遅いんだ。こんなの簡単だろ。

出来ないなりにやってるのに、なんでこんなに怒られなきゃいけないんだ
自分でやったほうが早いという方がいます。
そりゃやったことがあるでしょうから早いと思います。
人が出来ない理由は大体のことがやったことがないからです。
やったことがないのに怒られても部下としては面白くありません。
分からないなりにやろうとしているのですから。
この場合の解決としては出来ないと思って仕事を頼みましょう。
変な言い方ですが、強いて言うなら取り返しが可能な仕事をやらせるのです。
取り返しが可能なら怒りの沸点は低くなります。
まあ、仕方ないよなと思えるようなことであれば怒らなくてすみます。
しかし、出来ないからと言って結果的に仕事が出来てないと意味がありません。
ですので期日を決めましょう。
余裕のある期日を設定することで、例え出来が良くなくても自分で直すか。部下に教えて直させるかを決めることが出来ます。
目上の人を怒れない

あ、所長。あの件ですがとても良い案ですね。さすが所長です。

たしか、あの件は良くないって言ってたよな。作業員たちからも違う案にしてほしいと言われてるのに何を考えているんだろう。
部下はよく人を見ています。
特にいつも怒られてる部下は上司を目の敵にしています。
上司が上の人間の間違いを指摘できなければ、下にはいうのに上には言えないのかと軽蔑されます。
そうなると上司の言ったことは上の人間が言えばすぐに覆されると感じます。
すぐに覆される指示はやる気も起きません。
解決としては上の人間の間違いを指摘するですが、それが難しいのが会社員のつらいところです。
ですので、もし間違っていると感じるなら質問をしましょう。
「〇〇でよろしいですか?」「これとあれを一緒にやるとここの部分は出来ますか?」のように上の人間に考えてもらい、答えを出してもらうような言い方をすれば目を付けられません。
部下の失敗は部下のせいだと思う

あの件の失敗だけど所長に君から説明しておいて

そりゃ僕が失敗しましたけど、僕一人のせいですか。
部下の失敗は部下の失敗ですか?
その通りです。部下が失敗したのだから部下の失敗です。
が、それでは上司の意味がありません。
上司は部下にその仕事をやらせている管理監督の責任があります。
部下がやったことは全て部下のせいというならば上司はいらないのです。
またなぜか成功したことは上司の手柄になってませんか?
部下にやらせた上司の手柄だと思うならば失敗した時も上司に責任と考えなくてはいけません。
そんな人はこうしましょう。
上手く出来たら皆のおかげ、失敗したら皆のせい。
現場監督はチームで動きます。誰のせいと言ったところで失敗した事実は変わりません。
自分にも悪い所があった。あの時指摘すれば防げたな。とすれば、次にどうするかとすぐに動けます。
誰のせいにしても何も変わりませんので気持ちを切り替えて次に進みましょう。
ついつい人の悪口を言ってしまう。

あの人のこういうところが悪いよな。この人はこんなところが変だよ

そうですね(自分も陰でこんなこと言われてるのかなぁ)
人間集まればあの人のあれが悪い。これが悪いと悪口が始まります。
「壁に耳あり障子に目あり」ということわざもありいつどこで誰が見ているか分かりません。
でも、ついつい口から悪口が出てしまいます。
その悪口は上司だったり部下だったりするのでしょうが、悪口を言う人の話は自分も陰で悪口を言われているんだろうなと思われるので距離を置かれます。
でも言いたいしなぁと言う方はこうだったら良いのになぁと言うようにしましょう。
悪いところを悪いと言わなくても、「もう少し優しければいい男なんだけどな」「こういうことをやってくれたら助かるのにな」のようにその人にやってほしいこと言えば悪口にはなりません。
悪口を言う人は良くも悪くも人を見ています。
悪い部分が見えると同時に良い部分も見えているはずなのです。
しかし、ついつい悪いところばかり問題視してしまうため悪口を言ってしまうのです。
ですので悪口ではなく、もっと良くなるためにはどうすれば良いかを言いましょう。
気をつけてほしいのが変えられない事実を言ってはいけません。
ブサイク、身長が低い、親は何してたんだ、低学歴だからか、とこのようなことは努力で変えられるものではありません。
悪口を超えて誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)です。
最悪訴えられますので超えてはいけないラインがあるというのをおぼえておいてください。
部下にここがダメだ。あれがダメだとダメ出しが多い

この資料はなんか良くないんだよな。なんかもっとこう出来ないのかね

何が悪いのか、どうすれば良いのか言ってくれればいいのに。
ほぼほぼやっていることは良いのに少しでもダメだとぐちぐちいう上司がいます。
部下としてはそんな小さいことでぐちぐち言われたくないと感じます。
なぜか部下にだけ完璧を求めてしまう人は部下を見下している可能性があります。
何か指摘しないとなぜか自分より上のだと認めたことになって、上司の威厳が保てないと思ってしまうのです。
そんなアホな考えはすぐに捨てたほうが良いですが、なかなか変えられるものでもありません。
そんな人は褒めることも一緒にやりましょう。
「この部分はいいね。あのやり方はよかったよ。でもここはこうしたほうが良かったね。」と良いところと改善案を出しましょう。
なぜわざわざ褒めなくてはいけないのか、仕事だから当たり前のことをやっているのじゃないかと思う方もいます。
そうです。仕事だから当たり前のことです。
しかし、当たり前のことを褒められれば嬉しくなりますし、ぐちぐち言われればやる気がなくなります。
むしろ当たり前のことだからこと褒めなくてはいけません。
どちらにしてもやることは一緒であればやる気があるほうが良いに決まってます。
部下のやる気を出させることも上司の仕事です。
話をしていると30分くらい時間が過ぎている。

でさー、あの時はこう思ったわけよ。それでね・・・

そうですねー(話が長い、仕事が残ってるのに困ったな)
部下と話をしていると30分くらい時間が過ぎていることがありませんか?
それは話し過ぎです。
会話している人数が2人だとすると1時間の労働力になります。
その時間は他に何かできたでしょう。
上司と部下の会話は基本的に仕事ですから指示か確認のどちらかになります。
「あれもこれもあの時も」と話をすれば延々と時間ばかりが長くなります。
あまりに話が長くなると聞く方もうんざりしてきます。
「つまりどうしろと言ってるの?」と思います。
解決としては結果を最初に話しましょう。
ダメならダメで何がダメとはっきり言ってあげましょう。
セットで次にどうするかと助言をしてあげることが大事です。
文句だけなら誰でも言えますが、部下を導いてあげるのが上司の役目です。
しかし、時間ばかりかけて話しても全部覚えられるわけでもないので、何が悪くてどのようにすればよいのかを教えることでメリハリのある会話になります。
仕事は100点じゃないと気が済まない

ここはもっとこうして。あれはこうして。そこはこうして。どれもそれももっとこうして。

(細かいなぁ、それ仕事に関係ある?)
完璧主義者とでも言うんでしょうかね。
重箱の隅を突くように細かいことまで注文を付ける人がいます。
その人は完璧を目指したとしても部下に強要してはいけません。
上司と部下は他人です。仕事のやり方も違えば熟練度も違います。
自分が出来るからといって他の人が出来ると考えてはダメです。
その上司はきっと上の人間に言われたらコロッと意見を変えることでしょう。
部下にだから100点を求めても良いと思っている節があります。
もし、違うなら上の人間の人にも同じことを言っているのかと思います。
でも、きっと言ってないと思います。
下には言えて、上には言えないでは人から好かれません。
甘くしろといっているわけではありませんが、重要なポイント以外は任せてもいいんじゃないかということです。
部下が離れていくとどんどん仕事がしづらいだけですので、100点じゃなくてもいいじゃないかという気持ちが大事です。
部下を褒めない

出来るには出来たけどなぜ、あの時もっと良い判断をしなかったんだ。

一生懸命やって怒られるんじゃ、やらない方が良かったかな。
仕事だからやって当たり前だという気持ちがあると人を褒めれません。
上司とはいえ、お金を払っている雇い主ではありませんので気に入らなければ反発されます。
褒められて悪い気がする人は滅多にいません。
やったことは認められたいと誰もが思います。
それを仕事だからと褒めないのでは、評価しないと同じことです。
現場監督は一生懸命やる、やらないに関わらず給料は出来高ではなく時間で支払われます。
「じゃあ、認められないなら一生懸命やんなくていいじゃん」となりますのでやったことは褒めたり、認めてあげたほうが部下とより良い関係が保てます。
以上が嫌われる上司とはその対策です。
とにかく、的確な指示と一緒にやっているという気持ちがあればそうそう嫌われません。
単純に性格が悪いという人は別の方法で改善しましょう。
・現場監督のまとめ
上司とは部下なんて関係は会社にいる時だけです。
プライベートまで上下関係なんて部下は望んでいません。
もし、プライベートの付き合いで望んでいるとすれば頼りになる年上の人です。
部下には偉大で上には奴隷では上司の威厳はありません。
部下に好かれたいなら部下が分かるような態度で大事にしてあげましょう。
如何でしたでしょうか。
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