
台車なんて安いんだからどんどん使えばいいじゃない
いやいや、タダじゃないんだから考えて使う必要があります。
現場で必需品の台車ですが、意外とお金がかかっているのは知ってますか?
台車の費用対効果を考えてみましょう。
興味がある方は見ていってください。
・台車のリース料が高いと怒られる(借り過ぎ)
・台車のリース料を知らない
・台車の代用品を知らない
・台車の費用対効果を考えて効率的に利用しよう
【結論】台車は1台1か月3000円、資材置き場にある台車は返そう
台車は便利なものですがタダではありません。
ついつい資材を置くのに便利ですし、使ってしまう気持ちも分かります。
そんな台車ですが1台のリース料は月3000円です。※現場、会社により違います。
当たり前ですが10台借りれば月に30000円、100台借りれば月300000円です。
基本料など含めるともっと高くなります。
そんな台車を湯水のごとく使うほど、現場はお金持ちではないので借り過ぎもダメです。
理想としては資材の移動だけで使うのが理想ですが、そんなのは理想です。
現実は資材置き場に使われていたり、いつ使うか分からない資材を載せていたりともったいない使い方をしています。
どこかで台車の使い方を線引きをしなくてはいけません。
台車の使い方の線引きとしては
資材置き場になっている台車は返すこと
です。
毎日使うような資材置き場は良いですが、もう決まった位置で動かない場所や何かよく分からない資材を載せているようなら返した方が良いでしょう。
よくあるのが資材を載せて、シートを被せて中身が何なのか分からなくなり放置することです。
台車も資材も無駄です。
「台車を何台今月使うのか!?」と言われても中々難しいですが、「この台車の使い方もったいなくない?」と思えば台車の有効活用ができるようになります。
台車一つでもお金がかかっているのを意識しましょう。
【代替え案】台車の代わりになるような物
台車は便利ですが、便利なだけあってリース料はそこそこします。
資材を整理したいけど、台車がもったいない時に何を使うか
いくつか紹介したいと思います。
・コンテナ倉庫
・BOXコンテナ(買取)
・メッシュパレット
これらの物が考えられます。
一つ一つ説明します。
コンテナ倉庫
台車を資材置場として使っている場合の代わりに現場でよく目にするコンテナ倉庫があります。
メリットは防犯性、保管性は良いので場所さえあればとても良いものです。
デメリットとしては簡単に動かせないことくらいです。
リース料は10000円くらいかと思いますが、現場・会社で違うので確認が必要です。
台車の載せれる量に比べれば体積当たりでは安くなるので現場における場所があるなら置きましょう。
BOXコンテナ
ホームセンターにも売っているようなBOXです。
3000円も出せば買えるでしょう。
軽い物を入れることに限定すれば持ち運びが出来るし、買取なのでリース料はかかりません。
詰所とかにいいかもしれませんね。
メッシュパレット
現場で主にクランプやネットを入れるように使うメッシュパレットですが、重量が重いだけで台車より安定性はあります。
クレーンでも吊フック付きのパレットだと吊れるので便利です。
リース料も私の管理する現場では台車より安いので、メッシュパレットを優先して使えるところでは使っています。
ぜひ検討してみてください。
台車は便利です。
しかし、置いておくだけではリース費がどんどんかかります。
どこかできちっと整理しないと無駄なお金が発生します。
現場で誰かがやるだろうは誰もやりません。
自分だけでやるのは嫌ならルールを決めて皆でやりましょう。
現場監督のまとめ
台車に限らずリース品は使おうと使わまいと置いておくだけでお金がかかります。
いつか使うかもと言ったところでいつ使うのかがあいまいなら必要ないです。
「使わないなら返せばいいんじゃない?」
という単純な発想が時には必要です。
台車を一つ返せれば3000円維持費が少なくなると思えばやる気も出るでしょう。
今日も施工管理を頑張ってください。
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