
電工ドラムはコンセント指すだけだから安全なんだろう
いやいや使い方を間違えると現場の工具は何でも危険な物になります。
今回は電工ドラムについて説明します。
興味がある方はご覧ください。
・電工ドラムって危険なの?と思う
・電工ドラムでも使い方を間違えれば危険です。
【結論】電工ドラムのコードは巻き出しして使いましょう。
電工ドラムですがコードを巻いたまま使用するとコードに熱がこもり発火する可能性があります。
電工ドラムですが、役割は電気の延長になります。
電気には熱があるのでコードを巻いたままだと熱が固まるのと放熱しづらいのでコードが熱に負けて溶けるか発火してしまう恐れがあります。
そのあたりを計算して製作している電工ドラムもありますが、計算してない電工ドラムもあります。
どちらにせよコードに熱が溜まるのは良くないので、面倒かもしれませんがコードは巻き出ししてから使用しましょう。
【経験】実際に電工ドラムを発火させた話

昔の話ですが電工ドラムを発火させたことがあります。
もう10年以上も前の話ですが、あるマンションの新築工事をしていました。
内装工事に着手している時に不思議な音がしました。
「バチっ パチっ!」
何だろうと思うと何やら白い煙が出ている場所がありました。
良く見てみると用意していた電工ドラムの線が発火していたのです。
やばいと思い、すぐに電工ドラムの元のコンセントを抜き、何とか事態は収まりました。
原因としてはコードを巻いたまま使用していたことになります。
また、コード保護線はなんか熱に弱そうなビニルだったのと、ずっと電気を使う送風機のような工具を使っていたことも原因でした。
もう少し対応が遅ければ、もしかしたら火事になっていたかもしれません。
【問題点、解決策】電工ドラムの使い方を知ろう

電工ドラムはを正しく安全に使いましょう。
電工ドラムの使い方は難しくありません。
コンセントを指すだけで使えます。
しかし、安全ではないのでコードを巻きだして使いましょう。

でもいちいち面倒くさい
という方は私の経験ですが楽をする方法を教えましょう。
1、電線保護(コード)が熱に強そうか
たまに電線保護(コード)が熱に弱そうなビニルで出来ているものがあります。
その場合は短い時間とは言え、ちゃんと巻きだしてから使いましょう。
面倒で巻き出ししなければ、良くて電線が熱でやられて使えなくなる。
悪くて発火して火事になります。まずはコードが熱に弱そうな電工ドラムを選ばないようにしましょう。
2、短時間の使用か
コードを巻いたままでも短時間であれば、熱はそこまでこもりません。
何分と言われれば感覚ですが1時間以内なのかなと思います。
数値的な根拠はありませんので自分で感覚を身に着けるが良いと思います。
3、連続して使用してないか
送風機や水中ポンプなどは連続して使うため電流が常に流れています。
その時に電工ドラムのコードが巻いたままだと熱がこもるため短い時間とは言え、巻きだしてから使用しましょう。
電工ドラム一つとは言え、電気が流れる工具です。
使い方を間違えれば事故やケガにつながります。
気を付けて使いましょう。
現場監督のまとめ
現場にはたくさんの工具があります。
現場監督はたくさんの工具を全部知らなくてはいけません。
とはいえ、いきなり全部は無理ですので一つ一つ覚えましょう。
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